アルバム「shabonsongs」を勝手にレビュー

多くの根強いファンを持つシンガー・ソングライター、安藤裕子のアルバム、「shabonsongs」のレビューを書いてみたいと思います。

アーティストとして成熟してきたころの、良い感じのアルバムに仕上がっていると思います。安藤裕子の曲を聴いたことがない人にはおすすめです。

ここからはアルバムの中で筆者が好きな曲を紹介していきたいと思います。

TEXAS

軽快なリズムとかわいい歌詞がマッチしていて、せつなくも楽しい曲です。1曲目、2曲目が変わった曲調なので、3曲目にしてこの曲を聴くと何か安心感があります。個人的にはこの曲の、安藤裕子の語尾のところの歌い方が好きだったりします。ちょっと癖になりませんか?

SUCREHECACHA

これはまったりしたような、けだるい感じの曲です。みんなにわかりやすいような良い曲ではないかもしれませんが、心を落ち着けたい時にはすごくぴったりの曲です。歌詞は他の曲よりもさらに抽象的で、それがこの曲の緩さを強めています。静かな雰囲気の中で聴いてみてください。

絵になるお話

明るい曲調なのですが、歌詞の暗さにギャップがあります。メロディそのものもいいのですが、その良いメロディに載せられている歌詞が共感できてすごくいいんです。前向きな曲だけじゃなくて、こういうちょっと暗い歌詞の曲もたまにはいいのではないでしょうか?

安全地帯

優しいメロディに、心の動きが素直に表現された歌詞が魅力的なのがこの「安全地帯」です。人が迷いながら生きていく時の心模様が歌われていて、心にしみる曲です。誰かに向けて色々な問いかけをしながら、自分で考えて生きていく。そんな歌詞はすごく共感できます。

唄い前夜

このアルバムの最後を飾るのがこの曲です。全体的に落ち着いた曲が多いこのアルバムを、やはり落ち着くような曲で締めています。なんだかせつないような、それでも強く生きていくというような意志を感じます。まさに最後の曲、という感じがします。